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10月, 2013の投稿を表示しています

樹冠アクセスタワー@天竜ブランチ

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タワーを立ててヒノキの樹冠にアクセスします。 Canopy access tower established in Hinoki (Chamaecyparis obtusa) forest (Tenryu field).

季節外れのサクラ

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 時期を勘違いしたのかこんな時期に桜が咲きました。 Cherry blossom bloom despite its in late autumn. The cherry tree was mistaken about season for flowering?

調査区の選定@南アルプスブランチ

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10/11に、南アルプスフィールドで新しく始める研究の調査区の選定にいってきました! 南アルプスフィールドで、来年度から行う研究プロジェクトのサイトの選定に行きました。この林にはたくさんの樹種がある場所と、そうでない場所があります。何が違うのだろうと思いませんか?来年度から樹種の多い場所と少ない場所で、森林の水利用特性や光合成特性の違いを調べ、そうした疑問の解明に取り組みます。それにともない、乾燥処理区や樹冠アクセス鉄塔など、さまざまな設備を新たに設置する予定です。来年度の研究教育実習で紹介したいと思います。 写真は、樹種の多いプロットの様子です。右側の樹木はナツツバキ、左側はオオイタヤメイゲツです。真ん中の低木はアブラチャンで、林床にはスズタケが茂っています。 これも、樹種の多いプロットの様子。右側はウラジロモミの幹で、真ん中の低木はアセビです。この他にも、テツカエデ、ヒメシャラ、ミズメ、ブナなどがこの近くにあります。 これは樹種の少ないプロットの様子。写真の樹木はすべてオオイタヤメイゲツです。先ほどの樹種が多い場所からわずか200mほどしか離れていません。何故、ここにはメイゲツしかないのでしょうか?今から、研究を始めるのが楽しみです。来年度からの実習にもこの研究テーマを取り入れたいと思います。

葉の厚さと光環境

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葉っぱにパンチを使って穴を開けます。葉の厚さは光環境によってことなると言われているので、逆に葉の厚さから光環境を推定できないか?という試みです。通常葉の面積をスキャナーで測定しなければいけませんが、面積がわかってるパンチを使うことで多樹種で測定することができます。

森林保全学実習

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紹介が遅くなってしまいましたが、9/3-9/6まで公開型の森林保全学実習が行われました。他大学から6名、静岡大から4名の参加があり、静岡大学の全フィールド(天竜・南アルプス・富士)を使った実習を行いました。このような公開型の実習に参加するのは私も初めてでしたが、他県の森林を見るというだけでなく、他大学の学生と交流できるのはとても良いと感じました。少しですが、その様子を紹介したいと思います。 9/3 静岡駅に集合した後、バスで富士吉田にあるカラマツ林のフラックサイトを見学に行きました。ここは国立環境研究所が主体に森林の炭素動態を調査しています。炭素循環や測定手法の説明を行いました。写真は、微気象要因や森林全体のCO2フラックスを測定するための調査鉄塔です。 カラマツ林床の様子。地面にある箱状のものは、根や微生物の呼吸によって発生するCO2を測定する装置です。富士山はシカの食害が深刻なのですが、このサイトではほとんど食害の影響が見られませんでした。不思議です。 奥に見えるのは、カラマツの樹冠にアクセスするための鉄塔です。鉄塔に上って、葉の光合成や枝の呼吸を測定しています。 9/4 森林限界付近の植生を観察するために富士山の5合目へ。この日はあいにくの雨でした。 モミの分枝パターンから年齢を予測しました。 富士吉田と同じカラマツですが、ずいぶん背が低いです。また、枝ぶりが特徴的で、強い風を受けるため、枝が特定の方角を向いています。フラッグツリーと呼ばれます。 カラマツの球果。 宝永火口を目指して。突然樹木が少なくなり、荒涼とした風景が広がります。火口は雲でほとんど見えませんでしたが・・・ 宝永火口を見た後は、高鉢駐車場近くのウラジロモミ林で、シカの食害の状況を観察しました。とてもきれいな林ですが、林床の草本はほとんどシカに食べ尽くされています。 林床一面を同じ草が覆っています。この草はシカが食べないために残されました(名前は忘れました、スミマセン)。シカの食害は植生の構造を大きく変えてしまいます。 ちょっと見にくいですが、ウラジロモミの樹皮がシカによって食べられています(角で削ることも)。シカはウラジロモミの樹皮が大好きです。樹皮の中には養分を輸送する師管があるので、はがされてしまうと養分を根に輸送できなくなり、モミはやがて枯れてしまいます。 モミ林の側で、土壌呼吸測定の...

野生植物生態学特論

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新潟大学の学生さんを対象に、野生植物生態学特論を行いました。各フィールドの植生の観察やフラックスサイトの見学、光合成・水ポテンシャルの測定を行いました。ここでは、南アルプスフィールド、天竜フィールドでの実習内容を紹介します。太平洋側の植生は新潟大のみなさんが普段研究している日本海側とは、種類や構造がずいぶんと違うようで、みなさん驚かれていました。私も改めて日本海側の植生を観察し直したいと思いました。 The field seminar entitled "Wild plant ecology" was conducted for the 1st grade mater course students from Niigata University, from 2th to 5th October 2013. We have visited Fuji, South Alps and Tenryu field, and explained characteristics of forest vegetations in Pacific ocean side, which is markedly different with those in Japan sea side where field station of Niigata University locates. Also, lecture for measurement of photosynthesis and water potential was held in Tenryu field. Here, I introduce lecture held in South Alps and Tenryu field. 南アルプスフィールドでの植生調査の様子1: みなさん樹種に詳しく、とても早いペースで植生調査が進みました。Investigation of vegetation (species name and tree height) in South Alps field: Although there were many tree species, they knew species name very well and the investigation was finished ...

フィールドレクチャー

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タイ・ベトナム・インドネシアの学生を対象に、Field seminar at temperate forests around Mt. Fuji(9/23~9/30)を行いました。日本の温帯から冷温帯の森林について学ぶことが目的です。1週間にわたる長い実習でしたが、ASEANの学生さんたちは終始とても明るく元気で、教える側も楽しく講義をすることができました。その様子を紹介したいと思います。  "Field seminar at temperate forests around Mt. Fuji" was held for students from ASEAN countries (Indonesia, Thailand, Vietnam), from 23th to 30th September. The aim of this seminar is to learn vegetation structure and ecosystem function of Japanese temperate forests. Despite of the long seminar, the students were bright and cheerful from the beginning to the end, and thus we also really enjoyed this seminar. 9/24 静岡大学:最初の2日間は静岡大学で歓迎会や室内講義を行いました。これは、大学の実験室で、光合成測定の方法を説明しているところです。Welcom party and lecture for photosythesis measurements was conducted at Shizuoka University on 24th September. 9/25 富士吉田のフラックスサイトを見学しました。あいにくの雨もよう。They visited flux site at Fujiyoshida on 25th Sep. Unfortunately it rained. 9/25 富士の樹海で、溶岩の上に成立した植生を説明。They visited the sea of trees in Aokigahara (25th Sep), and...