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ホーキナギの大崩落

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南アルプスブランチの主要な見学地の一つである崩壊地「ホーキナギ」において、数日前に大崩落が発生しました。元々ホーキナギと呼ばれている崩壊地は、ここ20年間ほどは約10ha程度の面積に落ち着いて推移していましたが(付随、近接する崩壊地も合算すると約13ha)、今回の崩落で0.3~0.5ha程度急拡大した模様です。 今回崩落したのは「八丁段の頭」と呼ばれるピーク直下の、崩壊地源頭部を含む急峻な尾根部で、すでに相当量の土砂流出が確認できます。砂防学を専門とする教員によると、本流域では今回の崩落の影響で、数年間にわたって土石流が頻発することになるだろうとのことです。 偶然なのですが、私は今回の崩落発生の1~2週間前に、崩落場所のちょうど対岸に位置する林内(ホーキナギ中腹の東側エリア)へ頻繁に出入りし、サンプリングのための樹種探索をしていました。その際ふと思いたって当該エリアを撮影していたため、分かりやすい比較写真を残すことができました。 (宇) A landslide occurred a few days ago at Hokinagi, one of the principal field sites in the South Alps Branch. This area known as "Hokinagi" had remained relatively stable over the past two decades at roughly 10 hectares in size. However, this latest event appears to have expanded the affected area by approximately 0.3-0.5 hectares. The collapse occurred on a steep ridge directly below the peak known as Hacchodan-no-Atama. A substantial amount of sediment discharge has already been observed. According to a faculty member specializing in erosion control engineeri...

フィールド科学演習II

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天竜ブランチでフィールド科学演習 II(その 2)が実施されました。 (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=604) 農学部の 1 年生 20 人が参加し、今回も森林科学の基礎(植物・動物・木の計測・UAV)を学ぶ 4 つのメニューを実施しました。今回もすかっと晴れましたが、5 月にしては暑かった……。 (栗) Practice of Field science II was held at the Tenryu Branch on 31st May and 1st June (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=604). Twenty 1st year students from the Faculty of Agriculture participated in the practice. We again had four menus to learn the basics of forest science (plants, animals, tree measurements, and UAVs). It was a beautifully clear day, but it was quite hot for May. Kurihara

上阿多古小学校出張授業

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5/25 上阿多古小学校の 1-6 年生 12 名を対象に、小学校付近に生息する哺乳類をテーマにした出張授業を行いました。 1 つ目のテーマは哺乳類の食べ物です。みなさんに連れられて、敷地内に落ちている動物の糞を拾い、水で洗って内容物を調べました。今回拾ったのは、シカとイノシシの糞で、内容物をデジタル顕微鏡で見てみると、ほとんどが葉や茎の断片でした。最後に、哺乳類の食性のちがいと歯や消化器官との関連について解説しました。しばらくノウサギの糞が校庭にたくさん落ちているのを見ていたので、今回は意外な結果でした。あとはシカの糞に草本の種子(のようなもの)が含まれていたのも興味深い結果でした。何の種だったのか……。 2 つ目のテーマは敷地内をうろついている哺乳類をカメラでとらえたい、ということで、合計 6 台の自動撮影カメラを設置しました。実際にシカやイノシシ、その他の動物は撮影されているのか……結果は 1 ヶ月後のお楽しみです。 当日の活動の様子は上阿多古小学校のブログでも紹介されています。 https://weblog.city.hamamatsu-szo.ed.jp/kamiatago-e/2026/05/02612/ (栗) We conducted a special class for 12 students of Kamiatago Elementary School in grades 1-6, focusing on the mammals that live around their school. To investigate the diets of mammals, we carried out fecal content analysis, and to survey the local mammal community, we deployed camera traps around the school. Will deer, wild boar, and other animals whose feces we collected actually be filmed on cameras? I am looking forward to checking the results! Kurihara

フィールド科学演習II

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天竜ブランチでフィールド科学演習 II(その 1)が実施されました。 (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=604) 今回は農学部の 1 年生 19 人が参加し、1 泊 2 日で森林科学の基礎を学ぶメニューを実施しました。 1 日目は、演習林内に生育しているさまざまな樹種の観察をしました。iPad アプリとして整備した自作のデジタル植物図鑑を活用しながら、葉の形態から樹種の識別をするトレーニングを行いました。みなさん積極的に葉を採取してくれたので、こちらで想定していたよりも多くの種が登場しました。また、皆伐地の近くでドローンの操縦体験を行ったり、夕方にはネズミ調査用のシャーマントラップの設置と土壌動物観察用の土壌・リター採取を行ったりしました。 2 日目はまずシャーマントラップの回収作業へ。残念ながらネズミは捕獲されていませんでした……。宿舎にとんぼ返りして、簡易的なツルグレン装置を使った土壌動物の観察を行いました。今回は広葉樹林とヒノキ林ではっきりとした土壌動物相のちがいがないという結果が得られ、なぜそのような結果が得られたのか議論しました。 今回は天気に恵まれ、森林内での活動を楽しみながら学習に取り組めたのではないかとおもいます。 (栗) Practice of Field science II was held at the Tenryu Branch on 17th and 18th May (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=604). Nineteen 1st year students from the Faculty of Agriculture participated in the practice. We conducted various menus to learn the basics of forest science. On the first day, we observed a variety of tree species growing in the experimental forest. Students trained in identifying tree species based on leaf morph...

演習林産ヒノキを使った椅子の製作

静岡キャンパスのクリの木と演習林の「100 年生の森」(1922 年植栽)から採られたヒノキを使って製作された椅子の紹介記事が掲載されました。人文社会科学部の横田宏樹教授が主導する、地域自生広葉樹の活用による家具の開発と森づくりを目指すプロジェクトの一環として実施されたものです。 https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=11909

山開きの神事と山の講

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すっかり時間が経ってしまいましたが……2/6 に天竜ブランチで山開きの神事が行われました。地元の神主さんにお越しいただき、天竜ブランチ・南アルプスブランチでの安全と地域の発展を祈願していただきました。関係者一同、安全で実りある教育研究活動に取り組むことができるよう、気持ちを新たにしました。本演習林の活動を日頃より支えてくださっている地域のみなさまへ改めて感謝申し上げます。 午後には、森林・林業に関わりのある地域の方々をお招きし、地域懇談会を開催しました。今回は、本演習林で 2016 年より実施されている、小規模持続型択伐システムをテーマとして演習林見学と講義を実施しました。講義パートは、オンラインセミナー森と山の科学#12「SSS林施業(小規模持続型択伐システム)の10年」として初めてハイブリッド形式で行い、10 年間の施業と調査による、植栽木の成長、広葉樹誘導の現状、経済性の評価について水永先生から紹介がありました。 地域のみなさまと意見交換を行う貴重な機会となり、今後の活動にもつながる有意義な時間となりました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。 (栗)

オンラインセミナー:森と山の科学#12「SSS林施業(小規模持続型択伐システム)の10年」

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静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター森林生態系部門と静岡大学山岳先端情報システム研究所は、森林や山岳地にかかわる問題やトピックについて地域の皆様に解説するオンラインセミナーを年に数回開催しております。内容は基礎から最近の情報までをわかりやすくお話しします。第 12 回目は本演習林で継続されている、小規模持続型択伐システムに関する話題です。 今回は、2025 年度山の講@天竜ブランチで行われる講演を zoom で同時配信いたします。通常とは開催時刻が異なりますので、ご留意くださいますようお願いいたします。オンラインで参加を希望される方は以下の google forms よりお申し込みください。 「SSS林施業(小規模持続型択伐システム)の10年」 講演者:静岡大学農学部特任教授 水永博己 日時:2026 年 2 月 6 日 15 時半~16 時半 使用するオンライン会議ツール:Zoom 視聴料:無料 可能視聴者数:40名(先着) 申し込み先:Google forms https://forms.gle/qPhfHfTzqubgFTfW7 申し込みいただいた方に接続方法等をご連絡します。 Google forms にアクセスできない方は以下のアドレスまで直接ご連絡ください。 kurihara.yohsuke [at] shizuoka.ac.jp ([at] -> @)