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環境フィールドワーク

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先週末の 7/24 に天竜ブランチで環境フィールド科学演習が行われました (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=618)。東海大学より 24 名が参加し、物質循環をテーマとした実習を行いました。 演習林内では森林における物質循環をテーマとしたメニューでした。土壌の観察や浸透能の測定などを行い、尾根と谷で土壌の性質、リター分解速度、生育する植物が異なることを学びました。西阿多古川では流量測定を行い、河川での物質輸送について学びました。買い足した胴長がとても役立ったようです。 暑い 1 日でしたが、みなさん長袖長ズボンでマスクをつけながらの実習となりました。ややタイトなスケジュールの中、みなさん積極的に実習に取り組んでいました。 (栗) Practices in Environment Field Science was held at Tenryu Branch last week. (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=618) Twenty-four students from Tokai University learned material cycling in forest and riverine ecosystems. We observed soil profile and measured soil infiltration capacity in the forest and the flow rate in the NishiAtago River. Kurihara

オンラインセミナー:森と山の科学#2「森林の風害を科学する:どのような森林が風害に弱いのか?」

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静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター森林生態系部門と静岡大学山岳先端情報システム研究所は、森林や山岳地にかかわる問題やトピックについて地域の皆様に解説するオンラインセミナーを年に数回開催しております。内容は基礎から最近の情報までをわかりやすくお話しします。 第 2 回目は森林の風害に関する話題です。 「森林の風害を科学する:どのような森林が風害に弱いのか?」 講演者:水永博己(静岡大学農学部教授) 日時:2021 年 8 月 10 日 19 時~20 時半 使用するオンライン会議ツール:Zoom(Zoomの使用が初めての人にも簡単な説明をします) 視聴料:無料 可能視聴者数:40 名(先着) 申し込み先:Google forms https://forms.gle/DpkMfJMXUtShTjmCA  申し込みいただいた方に接続方法等をご連絡します。 皆様のご参加をお待ちしております。

演習林実習II

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6 月 25 日,静岡県立農林環境専門職大学短期大学部の学生を対象に実習を行いました. 午前中は作業道開設の実習です.特に水の流れを考えた設計方法について開設予定現場を踏査しながら,地図上と現場のすり合わせについて議論しました.さらに重機を使った伐根作業の実習を行い,作業事故を防ぐための基本的な重機の取り扱いについて教授しました. 午後は,100 年生でも材積収穫最大に達さない実例や,群状択伐と生物多様性の維持を考えた持続的森林管理の実践例を紹介しました.早成(逝)樹やエリートツリーなど早期成長型の皆伐更新と対極にある生態系配慮型の森林経営に戸惑いを覚えたかもしれません.しかし次世代の地元の森林管理を担う彼らには,現在進められている林齢平準化の名の森林若返り政策とは別の森林管理の考え方も理解しておいてほしいと思いました. 100 年後 200 年後を考える時間スケールの視野を持って,それぞれの現場で活躍したいと願っています. (水) On June 25, we held a practical training for students of the Shizuoka Professional University Junior College of Agriculture. In the morning, we learned the construction of forest roads and practiced removing tree roots using heavy machinery. In the afternoon, we introduced a case where the timber harvest does not reach the maximum even after 100 years of age, and a practical example of sustainable forest management that conducts small-scale selective logging and considers maintenance of biodiversity. We hope that the students will play an active role in their fields with...

エゾハルゼミ?@南アルプスブランチ

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2週間ほど前のことですが、南アルプスフィールドのホーキナギから広河原にかけてのブナ林の中を歩いていると、何となく付近の樹木の幹に違和感を覚えました。よくよく見てみると、ちょうど羽化最中のセミを発見しました。セミの抜け殻は良くみかけますが、羽化の様子を見るのはとても懐かしい思いでした。半翅目には明るくないので同定はできませんが、時期や環境を考えながら図鑑を眺めていると、エゾハルゼミなどが該当するのでしょうか? もしわかる方がいらっしゃいましたら、是非ご教授ください。 (宇) About two weeks ago, I found a cicada emerging in the beech forest between Hokinagi and Hirokawara in the South Alps Field. I often see cicada shells, but it was very nostalgic to see a cicada emerging. I'm not familiar with Hemiptera, so I can't identify it, but I wondered if it could be an Ezo-haruzemi. If you can identify it, please let me know! Usami

上阿多古小学校出張授業

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6月1日 上阿多古小学校5・6年生対象の野外授業を行いました.昨年11月に3年生対象に行った樹木の見分け方の授業です.見分け方だけでなく,葉の形の持つ様々な役割を考えながら学びとなりました.昨年同様,タラヨウの葉の裏でのお絵かきは人気で定番になってしまいました.山間地の児童らしく,いくつかの木の名前をすでに知っていました.教える前から名前を言い当てていた樹木,ソメイヨシノ,キンモクセイ,カキノキ,サルスベリ,ヤマモモ,ヒイラギ,カリン などでした.樹木の名前を覚えるのも正確で,樹木のネームプレートづけも逡巡なく正しい樹木に取りつけることができました.普段の生活で自然に親しむことが子供たちの知識を確かなものにしているように感じました. 授業の様子は静岡新聞でも取り上げていただきました. https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/909548.html (水) We conducted a special class on trees for 5th and 6th graders of Kamiatago Elementary School. The students learned not only how to identify trees, but also the various roles of the leaf shape. They already knew the names of some of the trees and were also able to remember the names of the trees correctly and attach the name plates to the correct trees. I felt that the familiarity with nature in their daily lives helped to solidify their knowledge. Mizunaga

オンラインセミナー:森と山の科学#1「森林により土砂災害を防ぐことができるのか?」

オンラインセミナー森と山の科学 #1「森林により土砂災害を防ぐことができるのか?」が開催されました。講演のあとの 30 分間の質疑応答でも非常に多くの質問があり、有意義なセミナーとなったとおもいます。ご参加いただいた 27 名の皆様ありがとうございました。

フィールド科学演習II

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天竜ブランチでフィールド科学演習 II(その 2)が実施されました(https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=604)。今回も農学部の 1 年生 18 人が参加しました。雨天続きでしたが、幸運にも当日は降られずに済みました。 その 2 ということで、メニューは前回と同じです。午前は、動物による腐肉食と動物遺体の分解について学びました。今週はシデムシが埋めたネズミ死体がほぼ分解されており、生物遺体の分解についてより実感できる内容となりました。クロシデムシもなかなかの迫力でした(ベイトとして使った鶏肉の臭いに辟易としている感じはありましたが……)。 午後は、森林観察・チェーンソー体験・ドローン操縦体験を行いました。森林生態、林業活動、そして最新の森林モニタリング方法まで、1 年生向けの導入実習としては非常に盛りだくさんな内容となりました。 (栗) Practice of Field science II was held at the Tenryu Branch last Saturday (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=604). Eighteen 1st year students from the Faculty of Agriculture participated in the practice. In the morning, we learned about animal scavenging and decomposition of animal carcasses in forest ecosystems. We saw a mouse carcass that was buried by burying beetles was almost decomposed in the soil and observed burying beetles (Nicrophorus concolor & Nicrophorus quadripunctatus) caught in traps. In the afternoon, we learned about various plant species in the forest, experie...