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8月, 2022の投稿を表示しています

ガチ!生物多様性塾が演習林渓流にて開催

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8 月 14 日、浜松市にある昆虫食倶楽部主催の「ガチ!生物多様性塾」のメンバー小学生 6 人、中学生 4 人、高校生 2 人が演習林の渓流スポットで野外学習を行いました.講義室で,森林の生態系サービスや水にかかわる森の働きについてメカニズムを学んだあと,演習林宿舎横の西阿多古川の渓流でフィールドワークを行いました.台風明けの増水した川での活動でしたが,ライフセイバーの資格を持つ多様性塾スタッフの指導のもと安全なフィールドワークが行われました.フィールドワークでは採取した魚の解剖を行い食物連鎖について学びました.残念ながら増水の影響で魚たちの胃内の食物は貧しかったようです.子供たちが,真摯に,しかし活発に楽しみながら課題に取り組んでいる様子が伺えました. (水) On August 14, six elementary school students, four junior high school students, and two high school students from the Biodiversity School in Hamamatsu City had an outdoor learning experience at a stream spot in our experimental forest. After learning about forest ecosystem services and the function of forests in relation to water in the lecture room, the students conducted fieldwork along the Nishi-Atago River next to our dormitory. The students learned about the food chain by dissecting the fish they collected. Unfortunately, due to the rising water, there was not much food in the stomachs of the fish. They earnestly and actively engaged in the fieldwork....

3 年ぶりの富士・南アルプス生態学実習を開催

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一昨年,昨年と実習を取りやめていた公募型の富士・南アルプス生態学実習を8月8~10日に実施することができました. 参加者は全国 14 大学から集まった 20 名と静岡大学の 6 名の 26 名でした.参加者は意欲的で反応が良く,ついつい我々スタッフが時間を忘れるほどでした.学生も我々同様フィールドワークに飢えていたという印象を受けました. 8月8日 天竜ブランチにて.  照葉樹林の生態・人工林の生態系修復・森林生態系における動物遺体の分解 8月9日 南アルプスブランチにて. ホウキナギの土砂移動現象・種の多様性の高い太平洋型冷温帯落葉広葉樹林・シカが植生と節足動物相に及ぼすインパクト 8月10日 富士南麓にて. 樹木限界の植生と生態・亜高山帯針広混交林の生態  暖温帯から樹木限界まで,様々な森林を文字通り駆け足で見て回りました.それぞれの植生帯の特徴を実感できたと思います.それぞれの場所で森林が複雑な系であることを学んでいただけたと思います. 実習は順調に済んだのですが,最後の富士山からの下山中にバスがクラッチ故障のトラブルで動けなくなり,スカイライン内の高鉢駐車場で立往生しました.バスの代車救援がかなり遅れるとのことで,タクシーで新富士まで全員を運ぶというハプニングが生じました.担当スタッフの臨機応変の対応で,全国各地に無事帰宅できたようです. コロナ第 7 波の中での実習だったわけですが,様々な細心の感染症対策を取りながら,なんとか行うことができたことに得られた喜びは大きいものがありました. (水) Ecological practice around Mt.Fuji was held on August 8-10, 2022. There were 26 participants, 20 from 14 universities across Japan and 6 from Shizuoka University. The participants were enthusiastic and responsive, so we also enjoyed the practice so much that we lost track of time. At Tenryu Branch (Aug 8) Ecology of warm-temperate ever...

野生植物分類学実習(木本編)を開講

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8月1~3日に本学の地域生態環境学コースの学生に野生植物分類学実習を行いました.4 年ぶりに南アルプスブランチ山犬段宿泊施設での宿泊実習でした. 初日は大札山駐車場から山犬段にかけての林道沿いの樹木を,二日目は山犬段宿舎から板取山にかけての歩道添いの樹木を観察しながら,合計で 120 種の木本植物について学習しました.両日とも就寝時間(発電機を停止する 23 時)まで標本整理をしながら,枝葉の特徴を覚えるのに悪戦苦闘していたようでした.最終日の同定テストの出来栄えはどうだったでしょう?? 今年の実習は,これまでの実習より,ツツジ科を多く観察してもらいました.花のない時期のツツジ科 16 種を同定するのは,ハードル高めだったかもしれません. 皆さんも,ちょっとチャレンジしてください.アセビ,ウスノキ,スノキ,アカヤシオ,シロヤシオ,モチツツジ,ヤマツツジ,トウゴクミツバツツジ,コバノミツバツツジ,バイカツツジ,サラサドウダン,ベニドウダン,コアブラツツジ,ネジキ,ホツツジ,ハナヒリノキ・・・いかがでしょうか? 私にとって板取山周辺に足を運ぶのが 5-6 年ぶりだったのですが,ウラジロモミの立ち枯れがかなり進行しました.この枯れ木の景観は壮観で,見ようによっては美しい景観なのですが,シカによる森林の衰退の進行には心が痛みます. (水) On August 1-3, we held an identification practice for wild plants for undergraduate students of Shizuoka University. This was the first accommodation training at the South Alps Branch in four years. We learned about 120 species of woody plants over the two days. The students seemed to struggle to remember the characteristics of the branches and leaves while organizing the specimens until around 11pm. This year, we observe...

環境フィールドワーク

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先週 7/25 に天竜ブランチで環境フィールド科学演習が行われました(https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=618)。 東海大学より 17 名が参加し、森林パートでは人工林管理における間伐作業の重要性を学び、伐倒体験や選木のための毎木調査などを行いました。渓流パートでは西阿多古川の流量計算を行い、河川における物質輸送について学びました。 毎年暑い時期の日帰り実習ですが、短い時間ながらみなさん精力的に活動していて、充実した実習になったのではないかとおもいます。 (栗) Practices in Environment Field Science was held at Tenryu Branch last week (https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=618). Seventeen students from Tokai University participated in the practice. They learned the importance of thinning in the management of planted forests and experienced cutting down a cypress tree and conducting a vegetation survey for selecting trees to be thinned in the experimental forest. In Nishiatago river, they learned about material transport in riverine ecosystems by calculating the flow rate of the river. Everyone worked energetically throughout the day, and I believe it was a very fulfilling practice. Kurihara