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ふじのくに学(農林業)

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11/22 に天竜ブランチでふじのくに学(農林業)が行われました。 午前は、野生動物による林業被害対策について解説しました。 シカやカモシカが低木の葉を食べる動画を見たり、宿舎周辺で罠やシカ柵の実物を見たりしながら説明しました。 午後は、宿舎周辺でコンテナ苗の植え付けや下刈りについて解説したのち、ヒノキ林で枝打ちと間伐体験を行いました。 斜面で立木を伐倒するたいへんさ、枝打ちをする高さ、切りたてのヒノキのにおいなど実感してもらえたのではないかとおもいます。 みなさん林業とは関わりがうすい学部からの参加ということもあり、 実際に森林で活動することで林業に興味を持つきっかけになっていればうれしいです。 (栗)  On November 22nd, Fuji-no-Kuni-Gaku (Agriculture and Forestry) was held at the Tenryu Branch. In the morning, we learned about measures to mitigate forestry damage caused by wild animals. Using videos of deer and serow feeding on shrub leaves, as well as showing actual traps and deer fences around the lodge, we explained how such damage occurs and how it is managed. In the afternoon, after we explained about planting container seedlings and weeding around the lodge, participants experienced pruning and thinning in a cypress forest. We hope they were able to get a real sense of the challenges of felling trees on a slope, the height at which pruning is done, and the fresh scent of ...

フィールドレクチャー

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後半(10/28-)Field lecture in temperate forests around Mt. Fuji  10/28:南アルプスブランチを訪れ、冷温帯落葉広葉樹林の生態とシカが森林生態系にあたえるインパクトを学びました。 冷温帯林を構成する多様な樹木を朝からじっくり学び、お昼過ぎからはシカ柵内の試験地を歩き、 シカ柵内外で大きく異なる植生、ササ一斉枯死後の植生回復、山犬段で実施されている植物生理生態学の研究について解説されました。 例年よりも紅葉が遅れていたようでしたが、参加者たちは自由時間にも森林内を散策に出かけていて、山犬段の森林を楽しんでいました。  10/29:午前は静岡大学の静岡キャンパスで講義を受けました。農学部の王教授からはリモートセンシング技術を活用した最新の森林モニタリング手法についての講義を、 人文社会科学部の横田教授からは経済学の視点から森林の利用や家具産業を通した地域経済の活性化等について講義をいただきました。 午後には三保松原を訪問し、景観保全のための海岸林管理やツーリズムとの両立などについて考える見学を行いました。  10/30:この日からは新潟大学からの参加者も加わって、富士山での実習を行いました。午前は5~6合目にかけての森林限界の植生やその成立過程を学習しました。 厳しい環境条件が作り出す特殊な植生を、これまでに学習してきた天竜ブランチの暖温帯林から南アルプスブランチの冷温帯林と対比しながら見学し、楽しんでくれている様子でした。 午後には大沢扇状地に向かい、さまざまな砂防施設なども見ながら最新の森林防災の取り組みについて学習してもらいました。 天候にも恵まれ、富士山からの美しい景色にも感動した方が多かったようです。  10/31:参加者全員で自身の修論研究を紹介するポスター発表セッションを静岡大学農学部で実施しました。 長期間の実習最終日ということもあり、みなさん打ち解けていて、それぞれの研究について積極的に議論している様子が印象的でした。 最後には修了式を行い、静岡大学山岳流域研究院長の今泉教授から、参加者全員に修了証が授与されました。  今回も「最先端の森林モニタリング技術×多様な植生帯」をテーマとして、約 1 週間の実習を行いました。 今年は参加者どうしで打ち解...

フィールドレクチャー

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10 月 24 日から 10 月 31 日まで International seminars: Diverse forest ecosystems around Shizuoka 2025 を開講しました。 今年 13 回目の開催で、今回はインドネシアとタイから 2 名の学生を招聘し、 日本からは本学の学生だけでなく信州大学、三重大学、岐阜大学、新潟大学の学生が参加し、計 29 名の参加者となりました。  前半(-10/27)Field practice in Tenryu forests 10/24:午前は林内でバックパック型 LiDAR を用いた森林計測や UAV の操縦・写真撮影を体験し、 午後からは自身で取得したデータを使ったデータ分析に取り組みました。 UAV の写真からたくさんの樹冠が抽出される様子や画面上で林内の構造が点群として表示される様子を見て感動の声があがっていました。 その一方で、最適なパラメータ設定を試行錯誤して見つけることに苦戦していたようでした。 10/25:午前は小規模持続型択伐システムの見学をしながら、単純同齢人工林のリハビリテーションの実践について学び、 その後、「観音の森」へ移動して、暖温帯林を構成する樹種やその生態を学びました。 天気があやしかったので、植物サンプルを採取して足早に宿舎へと戻りましたが、 その分、午後じっくりと樹木学に取り組むことができました。  10/26:この日は雨だったこともあり、午前中は自動撮影カメラを用いた野生動物調査に関する講義と、機械学習を用いた哺乳類の種判別を体験しました。 カメラ前を走り去る食肉目の種判別は難しかったようですが、わいわい楽しみながら機械学習プログラムの威力を実感してもらうことができました。 午後には参加者による各国・各地域の森林紹介を行い、お互いの国の自然や文化について理解を深めました。 プログラム全体を通してこのプレゼンテーションの時間が有意義だったと多くの参加者が回答していました。 10/27:ヒノキ林内で実施されている、物質循環および水循環の調査サイトを見学しました。 長期的に物質動態をモニタリングする困難とそれを克服するためにさまざまなセンサや工夫を凝らした測定器具を用いられていることが紹介され、 参加者からは観測手法に関する質問が多数出ていました。 (...