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ふじのくに学(農林業)

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11/16 に天竜ブランチでふじのくに学(農林業)が行われました。 午前中は、無花粉スギの植栽地を見学しながら、コンテナ苗の植え付けや下刈りについて説明しました。 実際に刈り払い鎌や刈り払い機を持って歩いてみて、斜面での刈り払いが骨の折れる作業であることを実感してもらいました。 その後、野生動物による林業被害対策について説明しました。狩猟免許を持っている宇佐美さんに依頼し、箱罠やくくり罠が動作する様子を見てもらいました。 午後は、ヒノキ林で枝打ちと間伐体験を行いました。 立木を伐倒するたいへんさ、のこぎりで枝を落とす難しさ、ヒノキのにおいなどさまざま感じてもらうことができ、 ふだんなかなかできない体験ということで非常に好評でした。 植え付けから間伐まで林業のサイクル(の一部)を体験することで、林業を身近に感じる機会になっていればうれしいです。 みなさんおつかれさまでした。 (栗) On November 16th, Fuji-no-Kuni-Gaku (Agriculture and Forestry) was held at the Tenryu Branch. In the morning, we explained about planting container seedlings and weeding in the plantation of pollen-free cedars. Walking around with sickles and trimmers, the students realized that weeding on a slope is a laborious task. After that, we explained about measures to prevent forestry damage by wild animals, and showed them how box traps and snare traps work. In the afternoon, the students experienced pruning and thinning in a cypress forest. We believe that they were able to feel the difficulty of cuttin...

フィールドレクチャー

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後半(10/26-)Field lecture in temperate forests around Mt. Fuji 10/26:南アルプスブランチを訪れ、冷温帯落葉広葉樹林の生態とシカが森林生態系にあたえるインパクトを学びました。前日に山犬段入りしていたため、朝からゆっくり森を歩いてさまざまな樹種を学び、楽しんでいる様子が印象的でした。午後は自動撮影カメラを用いた野生動物調査について短い講義を行い、機械学習を用いた哺乳類の種判別を体験してもらいました。中型食肉目の判別に苦労していたようで、機械学習プログラムを活用することで大幅に作業を省力化できることを体感してもらえたのではないかとおもいます。 10/27:静岡大学人文社会科学部の横田教授より、森林管理現場と家具産業の関係についての講義を頂きました。さらに、静岡大学農学部の王教授から、分光反射指数を用いた森林の植生の多様な機能を追跡する最先端の研究事例についても講義がありました。午後には、海岸林の保全に関する視察を行い、特にマツ枯病対策やクロマツ保全に向けたボランタリーワークの取り組みを確認しました。 10/28:富士吉田カラマツ林にある国立環境研究所の森林生態系炭素収支モニタリングサイトを訪れ、ガスフラックス研究の最前線を視察しました。また、溶岩上に成立した温帯性針葉樹林の生態を観察しました。この視察から、新たに新潟大学の大学院生がメンバーに加わりました。 10/29:富士南麓で、2 合目から 6 合目までの森林構造の変化を観察しました。特に 5 合目から 6 合目にかけて、森林限界を超えた厳しい環境に生育する植物の生態を学習し、地上モニタリングと航空モニタリングのデータを用いて、森林限界の上昇の実態について学びました。さらに、国土交通省富士砂防事務所が管轄する大沢扇状地における砂防工事での DX 技術活用事例を現地で確認し、大沢崩れ源頭部から扇状地までの管理に DX がどのように活用されているかを学びました。悪天候の中での活動でしたが、参加者たちは疲れながらも満足した表情を見せていました。 10/30:静岡大学の静岡キャンパスにおいて、参加者 22 名による研究発表会を開催しました。例年はセミナーの冒頭で行うイベントですが、今回は最終日に実施したことで、参加者間の関係性が深まり、国や大学の枠を超えた学生同士...

フィールドレクチャー

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10 月 22 日から 10 月 31 日まで International seminars: Diverse forest ecosystems around Shizuoka 2024 を開講しました。 今年 12 回目の開催で、今回はインドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、スロベニア、ケニアの 6 か国 8 機関から 11 名の学生および研究員が参加しました。 日本からは本学の学生だけでなく信州大学および新潟大学の学生が参加し、計 31 名の参加者となりました。 海外からの参加者のうち 10 名の招聘は JST のさくらサイエンスプログラムのサポートを受けました。 前半(-10/25)Field practice in Tenryu forests 10/23:この日はあいにくの雨だったため、UAV や LiDAR を使った森林研究に関する講義およびデータ分析を中心としたメニューを実施し、リュブリャナ大の研究員による特別講義も行いました。 自身の手を動かしながら、最新のデータ科学を学ぶことができたということで、とくにデータ分析パートが好評でした。 また、参加者による各国の森林紹介を行い、お互いの国の森林生態系について理解を深めました。 10/24:この日は晴天に恵まれ、1 日中天竜フィールドの森林で活動しました。 午前は、実際にバックパック型 LiDAR による測定を実施したり、UAV の操縦・写真撮影を体験したりしました。 前日の講義やデータ分析パートと合わせて、最新のモニタリング技術の有用性に感動していた様子が見て取れました。 午後は、照葉樹林「観音の森」を構成する樹種やその生態を学び、その後、小規模持続型択伐システムの見学をしながら、 単純同齢人工林のリハビリテーションの実践について学びました。 10/25:天竜ブランチ内で実施されている、物質循環および水循環の試験研究サイトを見学しました。ここでは、老齢なヒノキ林と壮齢なヒノキ林を比較する研究が行われています。森林でのモニタリングは容易ではなく、様々なセンサや工夫を凝らした自作の測定器具を用いており、皆さんの興味を引いたようです。手法に関する質問や、研究の意義について活発な意見交換が行われました。 (花・栗) International seminar: Diverse forest ecosyste...